キングダム 796話 ネタバレ｜ 番吾城は落ちるのか？

壁は番吾城には李牧が何か仕掛けをしているみたいなことを言っていましたが、一応キタリたちは城攻めに成功しそうな雰囲気ではありますし、壁は部下たちと城内で決起するというようなことも言っていましたよね。

壁たちはかなり衰弱していて、おそらく今のまま強制労働の日々を送れば遠からず全員が死んでしまうことは頭に必ずあるはずです。

救出に来てくれたなら、それに呼応する形で城内で決起し反乱を起こした方が助かる可能性は高いですよね？

衰弱し、武器もないわけですから元気な敵兵と戦うのは非常に厳しいわけですが、壁たちは奴隷や囚人というような状態のまま死んでいくより武人として戦って死ぬことを選ぶのではないでしょうか？

また、あれだけ普通に城攻めが行われているわけですから、壁たちがそれに気づかないわけないですし、監視も手薄になっているでしょうから監視の兵たちから武器を奪って内から城門を開けたり火を放ったりもできるでしょう。

李牧の仕掛けが気になるところですが、城を占拠するのが目的ではなく、逃げることが目的なわけですし、壁たちが決起することを選んだなら、それは李牧の想定外のことになりそうな気がしますよね。

外部からの攻撃には効果があるが、仕掛けを知っている者が内から呼応するというのは、李牧の想定を超えるような結果につながりそうな気がします！

しかし、そうだとしても大勢の兵たちが犠牲になるでしょうね。

また、キタリと合流し、逃げるということになっても、敵は必ず簡単には逃してくれないでしょう。

楊端和のところまで逃げることができたなら、キタリと壁が帰国できる可能性はかなり高くなるでしょうが。

キングダム796話ネタバレ考察:楊端和は二人を見捨てない？

過去にも書かせてもらいましたが、楊端和は二人を見捨てないと思います。

今回の負けを見て、楊端和も壁救出のチャンスは今しかないという考えを強めているのではないかと思います。

楊端和は退却の目処が立つまで指揮を執ると残るようですが、それはキタリと壁を待つという意味でもあるのではないかと思います。

楊端和はキタリの性格をよく知っているでしょうし、次の救出のチャンスがいつ巡ってくるかわからないという状況を加味すると、やはり、かなりギリギリまで二人を待つのではないかと思います。

しかし、それには舜水樹率いる李牧の側近たちからの猛攻に耐えねばなりません。

逃げる体力も残しつつということになるでしょうから非常に困難な事ですが、楊端和の求心力と統率力はずば抜けたものがありますし、楊端和軍はまだほとんど本気で戦っていないでしょうし、消耗も少ないです。

また、秦がこの戦で何か爪痕を残すとすると…

既に青歌軍が名将を数人失っていますが、李牧の側近の誰かが討ち死にするというような展開もあるかもしれません。

そろそろ馬南慈あたりが戦死してもおかしくないような気がするのですが…

馬南慈は李牧のカイネに対する想いを口に出させたことにより、何だかそれが死亡フラグに見えて仕方ないですし、馬南慈には将来有望な跡目も存在しますよね。

楊端和は二人を待ちながら馬南慈を討ち、今回の戦で一番の功績を残すことになりそうな気がしています…！